こんにちは、元町セントラルクリニックの井上です。
久しぶりに“医療美顔”についてのお話しの続きをします。
さて皆様、ご自分のお顔を鏡で見て何を感じましたか?
私は医師となってからは色々な疾病や外傷に携ってきましたので、一般診療に対しても長けていると自負できますが、さらに、平行して美容医療を専門的に長年に渡り診療してきているので、皆様にゴマを擂るようなお世辞でなく、ここで‘はっきり’言わせて頂きます。恐らく大半の人は、お顔の手入れをしていても身体年齢がご自身の暦年齢より若いとは実感されず、実年齢よりも老けて見えているはずです。それ故、お化粧が段々濃くなり化かすのも一苦労となってくるのです。
その理由はと申しますと、常に紫外線(老化の約8割が紫外線の悪影響とされています)に曝されているお顔のお肌は、他の部位に比し特に老化が激しいためです。最も部分老化の生じる部位がお顔なのです。お顔の老化に大きな個人差はあっても、常時衣類に覆われた、例えば皆様のお尻のお肌にほとんど個人差はないのです。
そこで、このようなお顔の老化を若返らせて維持する治療法が“医療美顔” なのです。
肌質の根幹である表皮や真皮の成分を削ったり増やしたり医療の立場で操作するアンチエイジング技法を駆使する医療術なのです。
リラクゼーションやマッサージだけなら種々の施設があるでしょうが、それだけではお肌の若返り変化は成されません。
リラクゼーションやマッサージは立派な癒し系ですし、実際に受ければ本当に気持ちがよくなり、この世の果てまで魂が到達するような、天まで昇るような気持ちにさせてくれる技法です。
しかし、その技法にお肌が若返りの変化をするようなアンチエイジングのニュアンスを言葉巧みに無理に加えようとするとおかしなことになるのです。お肌は変化するのではなく、何度も申しますように、治療する必要のない単なる生理現象を大げさに言っているだけなのです。要はそこまで言わずに、気持ちよくさせる技を提供していることをキチンと謳えば済むことなのです。
おわりに、エステやサロンを決して否定するつもりはないですが、医療技法とはしっかり分離されるべきかと思います。
ところで、冬の気配もグッと身近に感じる今日この頃、皆様、今年の夏は如何でしたか?
恐らく皆様は、どんなにお手入れをなさっていらしても、今夏の照り付く日差しからお肌を保護することは非常に困難であったと思われます。(老化の原因の8割は紫外線なのですから)
そこで、当クリニックといたしましては、お肌の再生と潤いを保持する美顔対策を開始しております。
つきましては、美顔体験コースや美顔キャンペーンの他、各種キャンペーンなど特典もご用意していますし、一考に値する治療かと思いますので、是非本物の医療をご体験して頂ければ幸い
に存じます。
これらは、以前に何度も申しましたように、単なる生理現象の変化ではなく、お肌を根本から甦らせる医療アンチエイジングであり、傷を治すのと同じ医療なのです。
御精読有難う御座いました。
次回をお楽しみください。
そして皆様、良いお年をお迎えください。